ウォーターサーバーのキャンセル料

解約費用とは？

解約費用とは、ウォーターサーバーの契約を解約する際に発生する金銭的な負担のことです。多くのウォーターサーバーの業者が設定していますが、中には無料の業者もあります。

ウォーターサーバーのキャンセル料とは、ウォーターサーバーの利用の契約期間中に、利用者が契約の解除を申し出た場合に発生する金銭的費用のことです。

ウォーターサーバーの利用の契約は、一定の期間に業者が水を供給し、利用者が水を購入する、継続的な契約です。契約期間中は、利用者・ウォーターサーバーの業者ともに、原則として、勝手に契約を解除することができません。

ただ、一部のウォーターサーバーの業者は、利用者が解約費用（手数料、違約金、キャンセル料、サーバー撤去費などの呼び方の場合もあります）＝金銭を負担することにより、解約を認めています。

解約費用は、多くのウォーターサーバーの業者では、金額を固定しています。金額は、5,250円が多いようです。この解約費用をウォーターサーバーの業者に支払うことで、利用者は、契約期間の途中であっても、契約の解除ができます。

なお、固定型の解約費用を設定している多くのウォーターサーバーの業者は、一定期間（1年程度）経過することで、解約費用を無料としています。つまり、業者によっては、一定期間経過することにより、利用者は、いつでも無料で契約を解除することができるようになることもある、ということです。

また、少数ですが、契約期間の経過に応じて、徐々に解約費用が少なくなる（逓減する）ような変動型の解約費用を設定しているウォーターサーバーの業者もあります。

この他、業者によっては、そもそも解約費用を設定しておらず、利用者がいつでも無料で契約を解除することができるようにしていることもあります。

ただし、この場合は、他の名目（サーバー撤去費など）で金銭を請求されることがないよう、ウォーターサーバーの利用の申込みの前に、よく確認しておいてください。

また、解約費用がない場合であっても、他の料金（水の代金、サーバーのレンタル料など）が割り高で、実質的には解約費用があったほうが安いこともあります。このため、解約費用だけに注目するのではなく、総合的に検討して負担が少ないウォーターサーバーの業者を選ぶべきです。