ウォーターサーバーのメリット・デメリット

メリット5：経済的

ウォーターサーバーのメリットとして、水の単価は割り高ではあるものの、総合的にみて経済的である、という点があります。

業者にもよりますが、ウォーターサーバーの水は、1本（12リットル程度）あたり1,000~2,000円程度です。

単純に水の単価だけで比較すると、当然ながら、ウォーターサーバーの水は、水道水より圧倒的に高いといえます。また、ディスカウントストアーやドラッグストアなどで市販されているミネラルウォーターに比べても、若干割高です。

このため、単に水の安さのみを求める方にとっては、ウォーターサーバーの利用は、あまり魅力的であるとはいえません。

むしろ、ウォーターサーバーの魅力は、水の単価の高さに隠れた、水の料金以外のサービスにあるとえいます。このサービスを考慮した場合、ウォーターサーバーの水は、必ずしも高いともいえず、むしろ経済的であるといえます。

ウォーターサーバーの水には、水道水や市販のミネラルウォーターに比べて、多くのメリットがあります。

水道水に比べて、ウォーターサーバーには、水質、ミネラル含有量（特に硬水の場合）、地震で水道管が破損した場合や停電時に水道設備（特に大規模マンション）が動かない場合の飲料水としての災害に対する強さ、原子力災害の場合の安全性、温度調節・保温機能などのメリットがあります。

また、市販のミネラルウォーターに比べて、ウォーターサーバーには、地震で水道管が破損した場合の飲料水としての強さ、原子力災害で買い占めがあった場合の安定供給、自分で重いペットボトルを運ぶ必要がない、温度調節・保温機能、冷蔵庫の場所を取らないなどのメリットがあります。

これらのメリットを総合的に考えると、ウォーターサーバーは、水道水や市販のミネラルウォーターに比べて、経済的であるといえるのではないでしょうか。